男は孤独を愛するがゆえに孤独に陥る
学生時代を思い返しても女性はトイレまで友達と一緒に行くという光景をよく目にした。確かに一人で行動する場面は男性に比べると少ないと思う。
ホルモンの影響もあって、女性は、男性よりも『寂しさ』『孤独』などを感じやすいと言われています。
科学的にも女性に男性ホルモンを投与すると協調行動をとらなくなると、実験によって証明された。
英ロンドン大学(University of London)のニコラス・ライト(Nicholas Wright)氏率いる研究チームは、テストステロンを投与された女性たちが協調行動をとりにくくなることを実験で示した。
男性には一人の時間が必要。常に精神が張っている状態にあるため、心が落ち着ける場面が女性より少ないのだと思う。
性ホルモンのテストステロンは孤独を好む傾向を強めることが知られている。ストレスがかかったとき、女性より男性のほうがひとりになって、いろいろ考えたりする時間が欲しくなるのはこのため。
テストステロンは孤独を愛するホルモンと呼ばれていて、誰にも干渉されたくなくなる
高テストステロン男性は、仲間意識が強い反面、ひとりになりたがることが多いのも特徴です。趣味に没頭したり、ひとりでドライブや釣りに行ったりします。このホルモンが別名“孤独を愛するホルモン”と呼ばれているのもうなずけます」
孤独を愛するホルモンとは、大昔に、明日の狩りや戦いに備えて、ひとりで体を休める必要があったという習性が、現代にも残っているようです。
男性ホルモンは闘争心を掻き立て、やる気を生み出し、人を孤独にも強くする効果がある事が知られています。