男性よりもストレスを感じやすく、その影響で体調を崩すことも多い

女性の方がストレスに弱いことが分かりました

ストレスを感じた時に分泌されるホルモンコルチゾール。過剰な状態が続くと脳にダメージを与えてしまう事があります。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

そのため通常視床下部などから指令が出てコルチゾールは減ります。
しかし女性では男性に比べこの減らす働きが弱いと考えられています。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

女性ホルモンは視床下部に作用しコルチゾールを減らす働きを弱めます。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

災害時のようにストレスを繰り返し感じるとコルチゾールを十分に減らせず過剰な状態が続く

災害時のようにストレスを繰り返し感じるとコルチゾールを十分に減らせず過剰な状態が続く

その結果脳がダメージを受けやすくなりうつ病など心の病になるリスクが高まると考えられています。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

同じような精神的ストレスを男女に与えても、女性の方がより精神的ショックは大きい

同じような体験をしたからといって、全員がPTSDを発症するわけではありません。 同じ被害を受けても女性のほうがPTSDを発症しやすいことがわかっています。

出典誰もがなり得るPTSD。その原因と症状とは | いしゃまち

強いストレスを受けると全身の血管に張り付いている交感神経が活性化されます。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

すると血管が締めつけられ血圧が上昇する

すると血管が締めつけられ血圧が上昇する

ストレスで交感神経が活性化されるにつれて女性の方が男性より血圧が上昇しやすい結果となっていました。

出典セリフ書き起こし NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」 2017.01.22 - 全文書き起こしサイト

女性は男性と比較してもストレスの影響を受けやすいです。

実は男性よりもストレスを感じやすく、その影響で体調を崩すことも多いのです。

出典女性とストレス | カウンセリング東京

その理由は気分を明るくするセロトニンの分泌量が男性より少ないからです。

その理由は気分を明るくするセロトニンの分泌量が男性より少ないからです。

女性のセロトニンの総量は男性と比較すると52%しかないのです。つまり、男性と比較して約半分もセロトニンが少ないということになります。

出典女性は男性よりもセロトニンの量が少ない

更に女性には定期的に生理が訪れます。生理前には女性ホルモンが増えますが、女性ホルモンが増えるとセロトニンが減少してしまうのです。

出典女性は男性よりもセロトニンの量が少ない

セロトニンが少ない女性は元々男性に比べストレスを感じやすい体質で、ストレスを感じると自律神経の乱れを引き起こし、自律神経の乱れはホルモンバランスを崩します。

出典男性よりも女性の方が不安を感じやすい?

ストレスの影響を受けやすいということはその分セロトニンが減少しやすいという意味であり、「積極的にセロトニンを補給しないと幸せになるのは難しく、ストレスに負けてしまう」のです。

出典女性は男性よりもセロトニンの量が少ない

セロトニンが少ない女性はメンタルが男性より不安定になりやすい。

セロトニン不足による影響の中で、一番有名なのは精神的に不安定になることです。

出典セロトニンが不足するとどうなる?その症状と原因について

セロトニンが不足すると、感情が安定せずにイラつきやすくなったり、うつ病不眠症のような症状が出てきたりします。

出典セロトニン不足が女性ホルモンの不調を招く?

疫学的調査の統計によると、うつ病(気分変調障害)の生涯有病率は男性の約2倍であり、うつ病以外の精神疾患に罹患する確率も女性のほうが男性よりも高くなっています。

出典女性のうつ病発症率について:ライフスタイルの多様化と少子化問題 カウンセリングルーム:Es Discovery/ウェブリブログ

リストカット経験者や鬱患者は女性の方が多数です。

出典女性は弱い | 涼峰 麗が伝授する女心講座