鬱病や不安障害など、メンタル疾患はなぜ女性が多いの?

 

女性が自律神経のバランスを乱しやすいのは、複雑かつデリケートな性ホルモンのリズムが関係しているからです。

うつ病や自律神経失調症・パニック障害は、圧倒的に女性に多く見られますこれは、自律神経の働きと女性特有のホルモンとの間に密接な関係があらからです。

そもそも自律神経の中枢にある脳の視床下部(ししょうかぶ)には、ホルモンの中枢もあります。これは、男性も女性も変わりません。しかし、思春期に女性ホルモンの分泌が高まると、それ以降は初老期まで比較的安定している男性に比べ、女性のほうが複雑かつデリケートといえます。

初潮を迎え、その後は毎月の生理、出産、授乳、閉経と、ホルモンのリズムの変化が自律神経の働きに影響を与えるのです。特に、女性ホルモンの分泌が不規則な思春期や低下する更年期は、「からだ」も「こころ」も不安定になるため、自律神経症状を訴える女性が多いです。

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社会不安障害は、女性に多く、男性の約2倍もみられます。

男性よりも女性の方が不安を感じやすいと言われています。

実は幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が男性よりも女性は少なく、その為女性は男性よりも情緒不安定になりやすく不安を感じやすい体質なのです。

女性は、男性に比べ2倍うつ病が多い

うつ病患者の性別を比較すると、女性の方が男性の2倍も多くなっています。理由はいくつか考えられます。1、女性は男性に比べてセロトニンの分泌量が少ないこと。2、生理周期や閉経、出産など女性ホルモンの変動によるもの。3、感情的に繊細な場合が多いこと。…などです

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女性に発症しやすい…?!強い精神的ストレスが原因で発症する”PTSD”とは?

生まれつきの性格や遺伝、育った環境などが関係しており、PTSD心的外傷後ストレス障害)が発症しやすい人と、発症しにくい人に分かれます。男性よりも女性に発症しやすく、子どもから大人まで発症する疾患です。

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女性に多いパニック障害 女性患者は男性の3倍

不安や恐怖心が強い人に多い不安や恐怖心が強い人に多パニック障害になりやすいのは、もともと不安や恐怖心が強いタイプの人。幼いころから内気で人見知りが強く、親から離れるのが不安だった人や、高所や閉所、犬などを怖がっていた人などは、なりやすい性質を持っているといえます。

パニック障害という病気に至るのは、100人のうち3.4人の割合だと推定されています。男女別では女性に多く、男性の3倍になります。また女性のなかで、もっとも起こりやすい年代は30代。次いで20代となっています。30代女性では100人に7、8人の割合で起こるというこのパニック障害。20代~30代の女性がとくに気をつけたい病気なのです。

 

 


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