専業主婦の家庭の方が子供の学力が高い
受験に有利か不利かで言えば、フルタイムでバリバリ働くママは不利です。
「学力を受験力と地頭(じあたま)力の2種類に分ければ、少なくとも小学受験と中学受験に関する受験力は、母親の勤務状態に大きく関わるでしょう」というのが正解でしょうか。
受験に有利か不利かで言えば、フルタイムでバリバリ働くママは不利です。
特に関係があるのが、小学受験・中学受験まで。ここまでは、ワーママのお子さんは大きなハンデを背負います。
理由 1.小学受験と中学受験は、手間がかかる
年端のいかない子ども達に勉強させるには、非常に手間がかかります。
専業主婦の母の方が子供に目をかけられる
例えば、有名校に多数合格させ、過去の入塾テストがヤフオクにて取引されるほどの難関であるSAPIXの最高クラスなどは、出る宿題が膨大で、親がつきっきりでコーチしないととても無理だそうです。
勉強の進み具合を管理して、やる気にさせる、まるでオリンピックのコーチのような役割を、大なり小なり求められるのが、小学受験、かつ中学受験です。
理由 2.私立小学校や私立中学校は、専業主婦前提の保護者活動が多い
小学校受験や中学受験は親の受験と言われるくらい、親がどれだけ子どもの教育にコミットできるかを見られます。
専業主婦の家庭の方が子供の学力が高いという結果に
共働きの家庭より、専業主婦の家庭のほうが、子どもの学力は高い。
お茶の水女子大学が「全国学力・学習状況調査」を分析したところ、「母親の現在の仕事」が「無職」の子どもの正答率は、小六と中三のいずれの項目についても「常勤職員」より高かった。
専業主婦の場合、一番のメリットは「時間を有効に使えること」です。
母親が勉強を教えた方が学力が高くなるというデータもある
小学校受験・中学受験は「親の受験」と言われるほど、塾選び、志望校選び、家庭での学習サポートなど、使える時間が多い専業主婦は、共働きの家庭より有利といえます。